2009年1月26日月曜日

20選まとめとか

 俺には記事書く早さが足りない。

 卓球P
 
 

 まとめお疲れ様です。
 流石に紹介圏内に入ってるのは選んだ or 選ぶかどうか悩んだ動画ばっかですねw

 自分の動画は10票圏内に2作も入れていただきました。
 選んでくださった皆さん、ありがとうございます。


 話はコロリと変わって。

 

 俺の信奉するひととせPの動画が全部消えちゃう……だと……?
 

2009年1月20日火曜日

近況など

 27時間も無事終了したようで、参加者の皆様はお疲れ様でした。
 仕事と動画作成で3割程度しか見れてませんが、まぁボチボチと見ていくつもり。

 動画の方は一応1本作業してますが、公開はまだしばらく先の予定。
 俺の動画の路線的には珍しいかな? な感じ。

 2月一杯までは仕事が突如舞い降りた地獄モードっぽいので、これ以外の動画作業は出来そうになさげ。

 てか、2月越えた後も絶賛修羅場が続きそうな雰囲気だったりするのですがー。
 とほー。
 

2009年1月9日金曜日

自作背景での非固定LONG

 とは云っても、いわゆる一般的な「カメラ合わせ手法」の説明ではありません。

 以前「gravitation」の自作背景説明で書いた、

一部どうしても固定バグ以外のLONGが欲しい箇所では、地すべり防止用にまず位置とサイズにキーフレを打って角度以外の元カメラの動きを潰してから、背景にはめ込んでAEのカメラで再操作しています。

が意味が分からない、という指摘を複数箇所から頂いたので、今更ながら補足しておこうかな、と。

 今回も長文注意。


 非固定LONGのカメラ合わせで何が厄介かというと、「複数パラメータを同時に変化させる必要がある」点です。

 「カメラ距離」「カメラ位置(角度)」「注視点」の全てを元背景と同じように変化させなければ、キャラが空中を滑ったり、空中浮遊したり、逆に地面にめり込んだりしてしまいます。

 が、正直複数パラメータを同時に操って画角を合わせるのはとても面倒臭い。
 「ならば一時に変化させなければいけないパラメータ数を減らしてしまえ」というのがこの手法です。


 

 まず、これが元の画像。
 見て分かるように、角度だけではなく、キャラのサイズや立ち位置(足元の位置)がカメラ距離などの影響で変化しています。

 そこで、サイズと位置にキーフレームを打って、キャラサイズと足の位置を均一化します。
 サイズを均一化することでカメラ距離情報を、足の位置を固定することで「すべり」「地面からの浮き上がり・めり込み」を、それぞれ封じてしまうわけです。

 

 コツとしては、画面のようにグリッド表示で足先の位置、及び頭の位置を参考にすると調整しやすいです。

 上下角、及び左右角(つまり春香さんが向いてる方向情報)は残りますが、これらはキッチリ合わせなくても、何となく合っていれば見た目の極端な違和感にはなりません。
 今回の場合、“大雑把に”「画面に向かって右上から左下方向」にカメラが動いてさえいればOK。

 

 あとは3Dレイヤとして背景に乗せて、カメラ角だけ上で書いたような角度変化になるよう注意してやるだけ。
 扱いとしては、角度変化を除いて固定LONG画像とほぼ同じになります。

 カメラのZ軸回転や注視点移動、ズーミングなども、固定時同様好みで入れることが可能ですし、地面に対する高さ変化も潰してあるのでシャドウもそのまま落とせます。

 この手法のメリットは、元のカメラの画角変化を使いつつも、
  • 1. 違和感を消すために「一度に」調整しなければいけないパラメータが少ない
  • 2. このままズーミングなどを行っても破綻しない(カメラの自由度が高い)
辺りでしょうか。

 2.も結構重要です。
 一般に非固定カメラの場合は、背景への合わせこみの時点でオリジナルのカメラに画角が縛られてしまいます。

 そこから更に変化(例えばステージMADで多用される「擬似カメラ」によるズーミングやパンなど)を付けたい場合、カメラを合わせた上でもう一段カメラ調整する必要が出ます。


 話題はやや逸れますが、このせいか、背景合わせした上で更にカメラ操作を重ねたり、擬似カメラ操作してる動画って意外と少ないんですよね。

 自作ステージってのは、ぶっちゃけてしまうと見慣れてない分目新しいだけで、オリジナル(アイマス)のステージに比べると作りこみの点で数段劣るのが普通です。

 なので、カメラを地面に合わせただけで満足してしまうと、退屈だったりのっぺりしてたりと絵面的に結構微妙だったりします(要は擬似カメラもないドノーマルLONGに戻った上、背景はショボくなってるわけですから)。

 非固定カメラ使う場合には注意したい点ですね。


 話を元に戻しましょう。

 もちろん欠点もあって、「一度に調整するパラメータが少ない」=「複数段の手間が掛かる」ということ。カメラ一発で背景を合わせられる(その技術なりツールなりがある)なら、その方が無論早いです。

 あとは、ほぼソロ限な点。デュオ以上のユニットでも無論可能ですが、1人1人同様の作業が発生するので、泣くことになります。

 また、別ダンス合成などをしている場合は、角度整合が取れない(もしくは使えるシーンが非常に限定される)ので、基本固定しないとどうしようもないかも。

 ま、手間を考えると実用性は結構低いんですが、「こういう手もあるよ」の参考までに。
 

2009年1月6日火曜日

OMS説明(3):その他

 3~4日に掛けて、07年11月P合作打ち上げ? 兼、新年会で名古屋に行ってきました。
 というか、帰省で地元に戻ってた某P以外みんな新幹線で名古屋まで集まってる(しかも新年早々)とか、どういうことなの……。

 昼飯(“高い”寿がきやでラーメン)→ 観光(ナナちゃん人形にFSS)→ カラオケ → 呑み(なんか上品で場違いっぽくて最初みんな引いてたw)→ トンボ帰り組以外は宿に泊まって麻雀。
 宿まで取ってるとか既に合宿。

 ちなみに当たり前ですが、掛け算の好きな某お嬢好みの展開はなかったですw

 以上、「11月期P仲いいよね」とよく言われる一端でした。


 さて、「Oh my sugar」に寄せられたコメその他からの質問で、前2回の説明に入ってないものを以下に。

 「フォントは?」
 字幕に使っているのは「DFクラフト遊W7」。コメにあった「あくびん」は、MAD用途だとおそらくライセンスに抵触します(苦笑)。
 イントロの英文字は「Bickham Script Pro」のボールド辺りを少し縦に引き伸ばした……んじゃなかったかな。多分。

 「吐息は?」
 「モリモリソザイ」の「白い吐息」エフェクトを使用。標準だとかなり透明度高いので、3枚重ねにして使っています。
 3種類あるのをシーンに応じて使い分け、サイズはカメラによって適宜変更。口を開くタイミングで一番濃く現れるようにするとそれっぽくなる感じ。この辺はPr上で乗せています(リアルタイムプレビューできる分、AEでやるより調整しやすいので)。

 「抜きパートは?」
 ベースは夜景写真系の一枚絵です。
 グラデーションマップ+ブラー(レンズ)で地面の奥の方と遠景をぼかして、擬似的に被写界深度をつけています。足元が光の粒に埋まって見えるのは、雪ステージ同様足元をマスク消し。
 雪結晶が回り込んでくるところのみ3Dレイヤ使ってますが、残りは平面上での構築です。

 「春香さんどうしてこんなに可愛いのん?」
 わた、春香さんは最初から可愛いですよ!
 編集していて死にそうになるので困る。

 と、そんなとこかな。
 他にあれば、答えられる範囲内で適当に追加します。
 

2009年1月3日土曜日

2008年下半期20選

 2008年下半期20選、書いてみますよ。
    ○基本ルール
    ・対象は2008年下半期(7月1日~12月31日)に公開されたニコマス作品
    ・自身のセレクトを20作品以内でブログにて公開
    ・1Pにつき1作品

    ○追加俺ルール
    ・選基準はティンと来たもの、リピート回数の多いもの
    ・春香さんメインから10、それ以外から10選
    ・自薦はなし、自分が関わった合作も除外
 では、行ってみましょう。


 6歳児P
 
 常習性がちょっと麻薬っぽい。

 わかむらP
 
 今だからこそ云えるが、これ見たときはホントPやめようかと思ったw それくらいに、目指していた「一つの完成形」を見せ付けられた感じ。

 ひととせP
 
 ひととせPの春香さん表情切り出しは神がかっている。リズムへの合わせ方の上手さも流石。

 ゆうゆうP
 
 「GRIND」と悩んだが、やはりわた、春香さんなこっちで。楽しそうな春香さんがいいよね。ラフタイム可愛いよなぁ。

 OGOP
 
 「見つめていたい」と散々悩んだ末こっちを。モニタに入るなんて羨ましい……はともかく、切ない感じが素晴らしい。

 ゆき☆P
 
 投票します、いえ、むしろ入党します。……と云ったら、くーくPに「安心しろ、俺らはとっくに党員だ」と云われた。そうかも。

 saniP
 
 このシリーズはテンポのよさが楽しいよね。「飛翔編」も好きだけど、新しい方のこっちを挙げておきます。

 ゆーむP
 
 ドキドキ動画(冬)。これあったから「Oh my sugar」作る気になったとも云える。

 みそP
 
 下半期のガチ春香さんだとこれが一番好きかなぁ。曲は知らないけど、物悲しい感じが好み。

 がぶ呑み氏
 
 手間もすごいが、本家の間延びしがちな部分を衣装替えで補うという発想に脱帽。


 NDKP
 
 NDKPと云えばお洒落なアレンジ曲、のイメージだが、こういう魅せ方もうまいんだなぁ、とビックリ。

 ミミズクP
 
 これはホントに楽しい。楽しいは正義。こういうテンション上がる系作りたいなー。

 へぼピーナッP
 
 これももう今更語る必要もないよね。

 魔汁P
 
 キャー、マークーン! 自作ステージで敢えて公式を思わせる方向の作りをしたのは、これが初じゃないかな。

 tloP
 
 「この音を『ファミソン』とか許せん」「これをドラスピと云うな」的な、曲に対する超個人的なマイナス印象w を差し引いても、この動画自体はやはり名作。

 おっぺけP
 
 敢えて「下半期でどれが一番好きか」と聞かれたら多分これ。

 SOS団P
 
 曲も楽しいが、ダンスも非常に楽しいのが高ポイント。

 だいすP
 
 MSC3のある意味問題作。けど構成とか合成とかかなり上手い。

 タケミツP
 
 これも選曲と絵の勢いがすごい楽しい。絵が描ける人はうらやましいなぁ。

 かみたP
 
 こっち見んな! いややっぱ見ろ! 的な停止時の表情が可愛いw


 前半10本が春香さん系マイリスから、後半10本がその他のマイリスから。
 今期はそんな悩まないかなぁ、と思ってたが甘かった……。

 以下は泣く泣く選外になってしまった動画。
 ……を書こうと思ったけど、キリがないのでやめ。

 絵が描けないせいもあってか、今期は手描き系の選が多くなったかも。
 

2009年1月2日金曜日

OMS説明(2):黒タイツ

 こっそりと60fps版(+イントロアウトロ修正版)を上げていたりする。

   

 流石に60fpsは結構きついっぽいなぁ。
 CPU負荷的には余裕あっても、FLASHプレイヤーの都合によるのかフルフレーム出てないときがあるようだし、コメまで考えるとやっぱ現段階ではニコでは30が妥当か。


 さて、残っていた黒タイツ化の説明。

 基本的には「gravitation」での赤ドレス化と同様、「抜いて色変えて重ねる」なわけですが。
 今回の特徴として、元のタイツが「白に近い肌色」で、他の白いパーツや肌色と誤爆しやすい、というのがあります。

 なので、今回のテーマは「誤爆しやすい色の色替え」です。

 まず、前提条件として、こういう色判定にシビアさが必要な場合は必ず「BBコマンド改」(一度ダッシュボードに戻る)で撮影します。
 キーイングの精度が段違いなので、非常に重要です。


 

 ということでこれが元画像。

 まず、色を変えたい部分(タイツ)を抜きます。
 KeyLight含むクロマ系のキーイングは色信号で判定するので、白黒灰(モノクロ色)に近い色や「明るさが違うだけの似た色」(今回だと「肌色系」)がある時のキーイングは苦手な(=誤爆する)場合が多いです。
 なので、ここではカラーキーを用います。

 

 色誤爆がなるべく起こらないように、判定範囲を小さくしてカラーキー4つを掛けたところ。
 ……これは酷い。

 このままちまちまとカラーキーを重ねていくのも手ですが、非常に面倒ですし、よく見ると現時点でも既に色誤爆が起きて関係ないところ(ミトンとか顔の一部など)が抜けたりもしています。

 

 そこで、AEの「チョーク」を使います。
 チョークは、大雑把に云うとα境界線(透明な部分と不透明な部分の境目)を広げたり縮めたりすることが出来るエフェクトです。

 一般には、BBで抜け残りができた時にエッジを削ったり、逆にエッジを広げて「縁取り」を付けたりするような場合に便利ですが、今回のような粒子状の抜け残りや誤爆穴を潰すような場合にも使えます。

 

 チョークでα側を広げたところ。
 残っていたつぶつぶが綺麗に潰れた上、誤爆であいてた小さな穴も消えています。ブラボー!

 ただ、このままだと少し広く抜けすぎていたり、靴の部分の抜け穴が広がったりしているので、今度は逆にマイナス指定でα部分を縮めます。

 

 いい感じ。
 タイツ右端のハイライト部分が若干残っていますが、ここはかなり白に近く誤爆せずに抜くのが難しいので、敢えて残してハイライトとしてそのまま使うことにします(後述)。

 このままでも一応黒タイツには見えますが、陰影が消えてしまってるのが残念なので、α反転マットでタイツ部分だけ取り出して色替えをして重ねます。

 

 色変えは今回は黒っぽくすればいいので、輝度変更を使うことにしました。

 

 輝度変更を2つ掛けて黒に近い茶色にした後、元の画像に重ねるとこんな感じになります。

 

 ついでに、2回目のチョークの後にブラーを掛けて境界線をぼかしておくと、上で残したタイツのハイライト部分にグラデーションが掛かって丸みを帯びて見えます。

 スリスリしてぇ!


 こんな感じでしょうか。

 上手い人ならもう少しステップを省くことができたりするかも知れませんが、取敢えず参考までにということで。
 

2009年1月1日木曜日

あけましておめでとうございます

 今年の目標は「テンション管理」かなぁ(俺の)。
 去年、特に後半は、動画作った後のテンションの落ち込みがハンパなくて、1つ作ると1ヶ月2ヶ月平気で気が抜けてしまってたので、もう少しコンスタントに作っていきたいところ。

 取敢えず最初は「2008年下半期20選」参加からかな?
 あ、その前に黒タイツ説明書かなきゃ。

 今年は「俺ランキング」はスルーかも。
 どう作っても「翼Pランキング」のインパクトに勝てそうもありません……。

 では、今年もよろしくお願いいたします。