2008年9月29日月曜日

「fragment」のこと

   

 公開して数日経ったので、徒然と。
 しかし、小学生の作文みたいだな、このエントリタイトル。

 まずは見てくださったみなさん、ありがとうございます。
 tloPえびPといった伊織派Pの方にも感想をいただいたりしてて、ビクビクしながら読んだりしてるわけですがw

 あと、トレハPにイラスト描いていただけた模様! 嬉しい!


 今回、いろんな感想読んでく中で一番驚いたのは、「あー、ああいう形で動画出した時点で基本的に『PV』として認識されちゃうんだなぁ」ということだったり。

 うん、公開時に「これまでと立ち位置が違う」と書いたけど、実は俺自身はこの動画はPVのつもりは全くなかったのだけどもw

 表現内容については、俺の脳内妄想部分大きすぎるし、それを上手く表現し切ったとも思ってないので、まぁ伝わりにくいだろうなぁ、とは覚悟していた。
 けど、そもそもPVとして捉えられてしまう、というのは完全に想定外だったり。

 「なるほど、こういう捉え方になるんだなぁ」というのは、見ててなかなか面白いし、参考になりますな。
 上手く伝えるにはもっと表現工夫しないとダメだなぁ。現状「PV以外」として認識してもらう方法が上手く思いつかないけどw

 本来の意図については、まぁ敢えて伏せよう。
 手を離れて世に出た時点で受け取り手の数だけ解釈があって、そのそれぞれが真実なのですから……というありがちな台詞はまぁタテマエで、本音を言えば、動画(特にこの手の動画)で伝えられなかった分を文章で説明するのって(要は俺の表現力不足なわけで)、かっこ悪いじゃんw

 敢えて云うなら、動画コメで「悲しげなPVだな」と頂いたのが(PVではないつもり、ってのは置いといてイメージ的に)一番近いといえば近いかな。


 動画表現的な部分では特段新しいことはしてない……つもりだったのだけど、モーションの別利用が意外と評価いただいて驚いていたり。
 階段上りは「歩きM@S」のn番煎じでしかないし、着地モーションやラストシーンも、基本的にはその延長線上にしかないわけで。実際前例が皆無というわけでもないはず。

 こういう「絵」(モーションの使い方)自体はずっと以前から考えていて、特にラストのは「My song」出た当初から「いつかこの絵を形にしよう」と考えていたシーンだったり。なので、俺内部での新鮮味がない(ずっと脳内にあったから)、ってのもあるかも。
 なかなか有効な使い所がなくて眠ってたのだけど、今回ようやく形にできたよw

 同様のは他にもいくつか考えてたりするので、いずれ形にする日が来るかもしれません。

 ラストのモーション含め、サビ後からの流れはだいたい脳内妄想通りに絵にできたかなぁ、と満足してます。
 あと、個人的にはイントロ後の涙が頬を伝わる動きはなかなか気に入ってたり。

 ただまぁ、AEの技術的にはまだまだなぁ。
 「技術インフレ」とのコメも頂きましたが、ホントに上手い人から見たら「おいおいまてまて……」って云われるでしょう。
 むしろ、技術が足りないがために伝えられきれてない/表現しきれてない部分が多いと思う。この辺は伊織に悪いことをしたなぁ。


 その他頂いた感想で、

  • 色がいまいち
  • 同フォーカスが多い
  • わけわからん
 この辺りは、あー、精進しますw
  • 静止画MADっぽい
17:56 [Kenjo] こうやって(動画を)吐き出してみると、なんかとっても時代遅れの静止画MADっぽく見えるお…

 と、実は自分でも思ってましたw



 とまぁ、そんなとこかな?
 

2008年9月26日金曜日

自作紹介(19):fragment

   

 新作。
 うは、俺中二病すぎる、やべえwww


 個人的にはあまり自分らしくない動画になったかなぁ、という印象。
 や、「春香さん動画じゃない」ってところじゃなくて! いわゆるリズムシンクロ系(自分の好きなステップ合わせ方面)を一切捨てているところとか、視点というか立ち位置的な部分とか。

 前作上げたあと「あんまりダンスMADに拘りすぎるのも良くないんじゃね?」と某所で言われて、んじゃちょっと目先の違うもの作るかー、ということで、以前から作りたかったのだけどどうしてもダンスMADになりそうにもなかったこの曲を選択。
 で、結果的にはやっぱりこういう形の動画になった。

 淡々と進むので途中退屈しちゃう人もいるかもしれないけど、曲的に盛り上がりが「サビのラストフレーズ以降」という極端な配置の曲なので、絵的にもそこは崩したくなかった。
 ので、途中でジェノられるかもなー、とも思うけど、そこは諦めてます。そん時は俺の力量不足ってことで。つーか、すげー好きなんだけど、映像にするには曲ピーク後ろ過ぎてやっぱ難しいよ、この曲……。


 一応ストーリーというか、2人の「伊織」とか、各オブジェクトなんかには意味を持たせてるのだけど、俺の魂の双子でもない限り理解は難しいと思うのでw、そこら辺はお好きなように読み取ってください。
 「どちらの伊織も『伊織』です」ってのは取っ掛かりにはなるかな。

 ちなみに、元ゲーム(「I/O」)からのモチーフ引用は無し。歌詞とはシンクロするところは合わせてるけど、直接歌詞をなぞってるわけでもないです。
 意味付けはあくまでアイマスの範囲内で、のつもり。そこ外しちゃうと、この手の動画では「アイマスである必要ないじゃん……」になっちゃうので。


 今回はフルAE、フル抜き。
 AEで作った各パートを最後にまとめるのと、歌詞入れにだけPrを使用。

 AEは真剣に触り始めてほぼ1ヶ月だけど、なかなか難しいなぁ。
 できること多すぎるのと、思った以上に「擬似」3Dなのがなかなかクセがある感じ。

 ただまぁ、以前よりは浮かんだ「絵」を形にしやすくなったかなぁ、とは思うけど。

 あと、フル抜きだとやっぱ背景難しいね。
 今回も背景寂し目なのは最後まで気になったのだけど、これは次以降の課題ってことで。
 

2008年9月6日土曜日

自作紹介(18):TRUE

   

 2ヶ月ぶりの新作。
 カクテルあったので「あれ? そんなに経ってる?」という感じですが、カクテルの提出が7月頭なので、丁度2ヶ月ぶりになります。


 Bメロ~サビのダンスが脳内でカチっとはまってたので、いつか作ろうと思ってた曲。サビの「みなぎってきた!」感が出てるといいなぁ。

 ただ、ショート編集するとちょっと食い足りないね、この曲。やや反省。
 あと、一箇所キャラ配置間違えてた。あああ……。久々のトリオはやっぱきつい。


 今回からPremierProCS3+AfterEffectCS3で編集しています。
 間が空いたのはその辺の移行で手間取って、な面もあり。

 ただまぁ、AE使ったからって作風はそうそう変わりませんねw
 たぶん初見で「あ、AE使ってるな」と思った人はほぼいないんじゃないかな。実際、AEでなくても出来そうなことしかやってないし。

 無論、「まだ使いこなせてない」面も大きいとは思いますが、自分の場合「あくまでダンスを中心に置きたい」は変わらないので、作りは変わらないような気もする。